観音崎公園の攻略方法

子供の遊び場紹介シリーズです。

今回は「観音崎公園」を紹介します。

 

 

観音崎公園とは

横須賀市の最東端に位置する岬(観音崎)のほぼ全域をカバーしている、広大な公園。海と山の両方に触れることができ、さらに、巨大遊具も多数備えている天国のような遊び場。

外周は5km強なので、皇居の大きさと同じぐらいのイメージです。さらに最大標高は50m!公園の海岸エリアから最頂点まで登れば、そこそこのハイキングをしたことになりますね。

 

観音崎公園の魅力と弱点

魅力いっぱいの観音崎公園。美しい環境に恵まれており、幼児を連れて行くのに持って来いの公園なのですが、幼児向けスポットとしてはメジャー感がありません。なぜだ…こんなに素晴らしい公園なのに!

 

そう、実はこの公園、決定的な弱点を持っているのです。

それは…

 幼児向けエリアの前に、立ちはだかる山!

 

公園には複数の駐車場があるのですが、どの駐車場を起点にしても、幼児受けの良いエリアに行くにはハイキングをしないといけないのです。子供を抱っこして山道を登るのもきついですが、移動による時間のロスも痛い!

 

そんな訳で、観音崎公園を初めて利用する親御さんに向けて、攻略方法をご紹介したいと思います。

 

エリア分けの提案

幼児を連れて行くのならば、広大な公園のすべてを回れるわけがありません。あらかじめターゲットを絞っておく必要があります。まずは公園のどのエリアを狙うか検討しましょう。

 

 

そこで、高低差を考慮して、以下のようなエリア分けを提案します。

  • 山エリアハイリスク・ハイリターン):開放感・遊具ともに一番魅力的なエリア。しかし、山越えが必要。
  • 海エリア中庸):駐車場からすぐ行ける浜辺や磯場、博物館で遊べます。しかし、大型遊具がない。「海の見晴らし台」に行く場合は山道あり。
  • 岬エリアローリスク・ローリターン): 駐車場から山道なしで散策路に行けますが、他エリアに比べて開放感がない。多少の磯遊びは可能ですが、砂浜は少ない。灯台に行く場合は山道あり。

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観音崎公園 エリア分け

 それぞれのエリアについて、以下で解説します。

 

参考:観音崎公園「みどころMAP」も参考になりますよ。

www.kanagawaparks.com

 

山エリア

開放感・遊具ともに一番魅力的なエリアですが、あらかじめ山越えが必要という、ハイリスク・ハイリターンなエリア。裏ワザとして、鴨居三丁目(番外編参照)あたりで路駐して、直接「花の広場」に侵入してしまうという手もありますが、近隣住民の方の迷惑になりますので、おすすめしません。

 

花の広場

きれいに整備された花と芝生で満たされた美しい広場。ミツバチやテントウ虫と戯れたり、タンポポを山のように摘んだり、シャボン玉であそんだり、子供さんとのんびり楽しい時間を過ごせるでしょう。開放感バツグンです。

 

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走水展望広場と周辺の山道

「花の広場」から、下記の「森の広場」・「アスレチックの森」に行く途中にある展望広場と周辺の山道。展望広場で休憩できるようにベンチ・テーブルが置いてあります。開けた海が望めるので船の汽笛がよく聞こえてきますし、山向こうに位置する防衛大(?)の若い人たちの掛け声もたまに聞こえます(ランニングしてるのかな?)。基本的に静かな森ですが、様々な音が聞こえてくるので子供さんとの会話も弾むでしょう。

このあたりの注意点は、道をはずれると崖になっている点です。幼児は抱っこしておくのが無難です。 

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柵を外れるとすぐ崖になっているので注意

 

森の広場~アスレチックの森

 長大なローラー滑り台とたくさんのアスレチック遊具が点在しているエリア。滑り台は、降りるのに1~2分かかる長さです。そこからまた登って滑り台のスタート地点に戻るまでに、アスレチック遊具が複数あるため、子供さんが興味を示してしまうとなかなか滑り台に戻れなくなります。幼稚園以上の子供さんなら、滑り台とアスレチックのコンボで1~2時間楽しめるでしょうね。

このエリアはドングリが大量に落ちているし、街中では見られない植物がたくさんあるので、幼児も楽しめるエリアです。

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様々なアスレチック遊具が点在しています

 

 

 

海エリア

以降は、エリアが変わって「海エリア」の紹介となります。

駐車場からすぐのところにある浜辺や磯場、博物館で遊べます。ただし、山エリアのような大型遊具はありません。「海の見晴らし台」に行く場合にのみ、山道を超える必要があります。冒頭では「中庸」と評したエリアですが、海が好きなご家族なら、ローリスク・ハイリターンなエリアとなるでしょう。

 

たたら浜

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貝殻が大量に落ちている、キレイな砂浜です。

 

展望園地~磯場

展望園地や磯場の周辺には、きれいに手入れされた花壇が多数あります。草原にはウグイスが大量に潜んでいるようで、春先には頻繁に鳴き声を聞くことができます。また、トンビもたくさんいるのですが、展望園地から望むと目線の高さでの飛行姿が見れるので新鮮ですよ。

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たたら浜園地

山エリアの「花の広場」 より若干小さいですが、開放感のあるきれいな広場です。海を臨めるので心地よい空間となっています。

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 観音崎自然博物館

小さめの博物館。平日に行くとほぼ貸切状態で楽しめます。

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 岬エリア

(番外編)鴨居三丁目公園

 山エリア「花の広場」の住宅街側の出入り口に隣接する公園です。観音崎公園の陰に隠れてしまっていますが、実はここもなかなか良い公園なのです。広い敷地に遊具も置いてありますし、なにより、浦賀方面の海が見える点がポイント高いですね!

 

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